やろく yaroku
やろくは、漢字で弥六
大阪市住吉区にある有名な洋食店です。
創業1935年の老舗であり、作家や文化人も訪れています。
メニューを味わう本店もあるのですが、今のところは食べるチャンスがなく、今回はお持ち帰り専門店を紹介します。
やろく名物 玉子コロッケ
やろくの名物は
玉子コロッケ
玉子コロッケというと、どんなイメージですか?
- コロッケの中にゆで卵がドカンと入っている
- 生地の中に玉子を使用している割合が多い
代表的なのは、この辺りでしょうか?
やろくの玉子コロッケは、どちらもはずれています。
この玉子コロッケは、じゃがいもを全く使っていないのです。
じゃあ、クリームコロッケ?
と思うかもしれませんが、クリームコロッケにはジャガイモが入っているものもあるし、入っていないものもあります。
味的にも、クリームコロッケという分類に入りません。
今では、玉子コロッケという日本的な商品名ですが、創業当時には
クロケットドゥーフ
というフランス語の名前だったということです。
玉子コロッケの材料は、
- 玉子
- ハム
- 海老
- 牛乳
- バター
いかにもフランス料理的ですよね。
その時代からこの名前で、材料というのが驚きです。
お持ち帰り専門店やろく
お持ち帰り専門店は、本店のすぐ近くの南海本線高架下にあります。
本店よりもわかりやすい位置にあり、買って帰るには便利な場所です。
今回購入したのは、玉子コロッケとスペシャルコロッケ
玉子コロッケは、中身がよくわかるこちらをご覧ください
やはり、どこにもない味
想像はできるけれど、実際に食べてみるとクリームコロッケとは全く違う独特の味です。
わずかにカレーの味も。
フランス料理の複雑な味つけではなく、どこか素朴なおいしさがあります。
海老1尾がまるごと入った
スペシャルコロッケ390円
値段的にも豪勢な感じですね。
コロッケ食べましたというのではなく、洋食食べました
というようなものでしょうか。
玉子コロッケを食べて思ったのは、コロッケ自体にほとんど味が付けられていません。
本店のメニューを見ても、ソースが添えられていますから、ソースで味わうものなのでしょう。
逆に言えば、お持ち帰りで購入したものは自分好みのソースで食べることができるというわけです。
コロッケだけではない、本店の洋食メニュー
次は、本店で食べることができたときにお伝えします。
やろくお持ち帰り専門店へのアクセス
場所は、南海本線、住吉大社が最寄りの駅です。
スーパー玉出を目印に進むと、高架下に店舗が見えてきます。
売り切れ次第終了となりますので、ご注意ください。
最寄駅 | 南海本線 | 住吉大社駅 |
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営業時間 | 11:30-14:00 16:00-19:30 | |
休日 | 水曜日 | |
駐車場 | なし | |
イートイン | やろく本店 |
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