昭和の登録有形文化財、リバーサイドビルディングは隠れた貴重な建築物

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登録有形文化財

リバーサイドビルディングは、登録有形文化財です。
登録有形文化財とは、ウィキペディアによると

文化財保護法改正により創設された文化財登録制度に基づき、文化財登録原簿に登録された有形文化財のことである。

他には、この2つの観光スポットを紹介しました。

登録有形文化財、船場ビルディングは大正ロマンが漂うレトロな建物
船場ビルディングは、大阪市中央区にある登録有形文化財です。大正時代に建築されたこの建物は、中庭が吹き抜けになっていて、周囲にオフィスの部屋があります。上から中庭を見渡せば、まるでヨーロッパのような異国情緒も感じられるレトロな景色です。
登録有形文化財、青山ビルは大正時代に個人の邸宅として建築された
青山ビルは、大阪市中央区にある登録有形文化財です。大正10年に野田氏の私邸として建築され、その後青山ビルとなってからは甲子園球場のように蔦が絡まるビルとなりました。様々でユニークなテナントが入ったスパニッシュ風建築物です。

リバーサイドビルディング river side building

リバーサイドビルディングと聞いて、どんなイメージを持ちますか。

「リバーサイドホテルなら知ってる」

「川沿いに建っているおしゃれなビル」

それなら、ちょっと違います。

リバーサイドビルディングは、大阪市北区にあります。

1965年の建物ということで、周辺の景観からは少し取り残された感が漂っています。

明治・大正の建築ならレトロな雰囲気なのですが、昭和というのは中途半端、三丁目の夕日よりも後の時代ということになります。

そういうビルなので、通勤で毎日このビルの前を通っていたにもかかわらず(過去)、登録有形文化財だと知ったのは最近のことなのです。

リバーサイドビルディングの周辺

中之島のこの辺りは、あまりにもおしゃれなビルが建ち並んでいます。

目の前には、三井ガーデンホテル大阪プレミア、そして同じく三井系列のダイビル本館、新ダイビルと大阪のトップクラスのビルが林立しているのです。

その中で、ひっそりと、本当にひっそりとリバーサイドビルディングは生きています。少し前までは隣にもビルがあったのですが、今では姿を消してしまいました。

ビルの特長

ビルには今も事務所と店舗、飲食店が入っています。

リバーサイドビルディング正面
三井ガーデンホテルに宿泊の人は、安く食事ができるところが近くにあって、特に海外からの宿泊者には便利な存在になっているのではないかと思います。

このビルがリバーサイドビルディングと名付けられた所以

建物は、川に沿って細長い形をしています。

リバーサイドビルディング中之島

リバーサイド

もちろん、井上陽水の曲よりずっと前のことですから、このネーミングは画期的なものだったかもしれません。

背面の写真を撮り忘れましたが、正面と同じように窓が並んでいます。(後日アップ予定)
土佐堀川を見下ろすには、絶好のロケーションです。

土佐堀川は、この先まっすぐに港まで見渡すことができるので、川面に沈んでゆく夕日が美しく、橋の上で写真撮影している人をよく見かけます。

都会の喧騒に負けず、これからもその姿を残していてほしいです。

リバーサイドビルディングへのアクセス

場所は、大阪メトロ四つ橋線の肥後橋または、京阪中之島線の渡辺橋が最寄りの駅です。

土佐堀川と堂島川を間違えないように川方向に進みましょう。

最寄駅大阪メトロ四ツ橋線肥後橋駅
京阪中之島線渡辺橋駅
駐車場なし
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